ENCYCLOPEDIA ・ 竜脚形類
チョコンサウルス
Choconsaurus ・ 2017年命名
アルゼンチン・エル・チョコン近郊で見つかった原始的なティタノサウルス類である。頭骨はないものの、記載時点では基盤的ティタノサウルス類で最も完全な骨格だった。
- 分類
- 竜脚形類 ・ ティタノサウルス類
- 時代
- 白亜紀後期(約9700万〜9400万年前)
- 全長
- 不明
- 食性
- 植物食
- 発見地
- アルゼンチン
ウインクル層(ネウケン州)
特徴
チョコンサウルスは、アルゼンチンのネウケン州で見つかった植物食の竜脚類で、ティタノサウルス類の原始的ななかまである。標本は頭骨のない部分骨格で、首・背中・尾の椎骨と手足の骨の一部が残っている。記載された2017年の時点で、原始的なティタノサウルス類として知られている中で最も完全な骨格だった。
記載者は、首の椎骨の後ろ側の関節面の上の縁がほとんど発達していないことや、胴や尾の椎骨にある補助的な突起や稜など、椎骨の細かな特徴をこの属の目印として挙げている。全身の大きさは分かっておらず、全長は不明である。
発見と命名
タイプ標本は1996年より前に、ネウケン州ビジャ・エル・チョコンでビビアナ・モロが見つけたもので、ウインクル層の地層から出た。1996〜2002年にはエルネスト・バッハマン古生物学博物館とコマウエ国立大学の調査でマヌエル・ブスティンゴリの「ブスティンゴリII」地点から追加の骨が見つかり、ブスティンゴリティタンのタイプ標本もこのとき発見された。
2017年、エディス・シモン、レオナルド・サルガド、ホルヘ・オルランド・カルボが、チョコンサウルス・バイレイウィリシ(Choconsaurus baileywillisi)と命名した。属名は「エル・チョコンのトカゲ」の意味で、種小名は1910〜1914年にこの地域の地層を調べたアメリカの地質学者ベイリー・ウィリスにちなむ。
分類と研究
2017年の記載論文では、ティタノサウルス類の中でも原始的な位置に置かれ、より進んだユーティタノサウルス類の外側に分類された。
見られる博物館
- エルネスト・バッハマン市立博物館アルゼンチン ネウケン州ビジャ・エル・チョコン ・ 実物の椎骨など
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出典
数値は研究により変わる概数。内容は2026年10月時点。