ENCYCLOPEDIA ・ 竜脚形類
ケラトカウディア
Ceratocaudia ・ 2026年命名
尾椎の神経棘に角のような突起をもつことが名前の由来である。全長約7mと既知のマクロナリア類で最小級であり、矮小種の可能性がある。
- 分類
- 竜脚形類
- 時代
- ジュラ紀前期(約1.93億〜1.68億年前)
- 全長
- 約7m
- 食性
- 植物食
- 発見地
- インド
カラドンガル層(グジャラート州)
特徴
ケラトカウディアは、インドのジュラ紀の地層から見つかったマクロナリア類の竜脚類である。全長は約7mと推定され、知られているマクロナリア類の中で最も小さいものの一つで、矮小化した種である可能性もある。
名前のもとになったのは、尾の前の方の椎骨の神経棘にある角のような突起である。尾の筋肉を復元した研究では、尾を使って捕食者を追い払った可能性が示されている。骨の組織の分析と、けがによらない病変の跡から、標本は年老いた個体だったと考えられている。
発見と命名
化石はグジャラート州カッチ県のカラドンガル層(カディール隆起)の、流れのおだやかな河口の堆積物から見つかった。首と尾の椎骨、前あしや後ろあしの骨などからなる部分骨格で、ムンバイのインド工科大学ボンベイ校に収蔵されている。
2026年、アビシェーク・ナタラジャンらが新属新種ケラトカウディア・アンティクア(Ceratocaudia antiqua)として記載した。属名はギリシャ語の「角」とラテン語の「尾」、種小名はラテン語で「古い」を意味する。
分類と研究
系統解析では、マクロナリア類のうちティタノサウルス形類より外側に置かれ、このなかまとして最も古いものの一つとされた。マクロナリア類がジュラ紀中期のバジョシアン期より前に世界に広がっていた証拠を補うものとされる。
同じ時代の別の地層からは、全長約20mと推定される大型の竜脚類の断片も見つかっており、両者がすみ分けていた可能性がある。ただしどちらも頭骨が見つかっておらず、どのような暮らしをしていたかは分かっていない。
見られる博物館
当サイトの博物館ガイドには、この恐竜を常設展示する館はまだ載っていない。
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出典
数値は研究により変わる概数。内容は2026年10月時点。