ENCYCLOPEDIA ・ 竜脚形類
ムニャマワムトゥカ
Mnyamawamtuka ・ 2019年命名
属名はスワヒリ語で「ムトゥカの獣」。頭骨を欠くが、初期のティタノサウルス類としては特に完全な骨格の一つで、尾椎の断面がハート形をしている。恐竜博2027で尾椎などが初来日する。
- 分類
- 竜脚形類 ・ ティタノサウルス類
- 時代
- 白亜紀前期(約1.1億〜1億年前)
- 全長
- 約7.6m(未成熟の個体)
- 食性
- 植物食
- 発見地
- タンザニア
ガルラ層(ルクワ湖近くのムトゥカ川流域)
特徴
ホロタイプの個体は全長約7.6m、体重約1.5トンと推定されているが、まだ成長しきっていなかったと考えられている。
記載者は5つの固有の特徴を挙げている。中ほどの尾の骨は、椎体の後ろの面が上と横に広がってハート形の断面になる。胴の背骨に先が二股に分かれた補助的な稜があること、左右一対の胸骨の板が上腕骨の長さの42%しかなく非常に小さいことなども特徴とされる。
発見と命名
2004年、タンザニアのルクワ湖から約20km離れたムトゥカ川で竜脚類の骨格が見つかり、2005〜2008年に発掘された。地層はガルラ層ムトゥカ部層で、約1.1億〜1億年前のものとみられる。
骨格はばらばらで頭骨はないが、首・胴・尾の骨、肩や腰、前肢と後肢の骨などが含まれ、初期のティタノサウルス類として最も完全な骨格の一つである。2019年にエリック・ゴルスカクとパトリック・M・オコナーが命名した。属名はスワヒリ語で「ムトゥカの獣」、種小名モヨワムキアは「尾の心臓」を意味し、ハート形の尾の骨にちなむ。
分類と研究
2019年の記載でティタノサウルス類に位置づけられた。系統解析では、リソストロティア類の外側に置かれる場合と、その基部でマラウィサウルスの姉妹種とされる場合があり、位置は定まっていない。
見られる博物館
当サイトの博物館ガイドには、この恐竜を常設展示する館はまだ載っていない。
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出典
数値は研究により変わる概数。内容は2026年10月時点。