ENCYCLOPEDIA ・ 竜脚形類
ウラガサウルス
Uragasaurus ・ 2026年命名
前方の胴椎1個をもとに命名された、タイで初めて学名が付いたマメンチサウルス科である。横突起の先端に涙滴形のくぼみをもつ。
- 分類
- 竜脚形類 ・ マメンチサウルス科
- 時代
- ジュラ紀後期(約1.61億〜1.45億年前)
- 全長
- 不明
- 食性
- 植物食
- 発見地
- タイ
プー・クラドゥン層下部(カラシン県プーノイ)
特徴
知られているのは、胴の前のほうの背骨1個だけで、化石になる過程で前後に押しつぶされている。体の大きさは分かっていない。より完全な近縁の仲間は非常に長い首をもつことで知られる。
背骨の横突起の先端に、細長い涙のしずく形をした深いくぼみ(含気性のくぼみ)があることが、ほかのマメンチサウルス科と区別される唯一の固有の特徴とされる。
発見と命名
化石はタイ東北部カラシン県のプーノイ産地で、コラート層群プー・クラドゥン層の下部から見つかった。標本はマハーサーラカーム大学の古生物研究教育センターに収められている。
2026年にアピルット・ニルパナパンらが新属新種ウラガサウルス・カラシネンシスとして記載した。属名はサンスクリット語で「蛇」を意味する語とギリシャ語の「トカゲ」を組み合わせたもので、種小名はカラシン県にちなむ。近くからは首や胴の骨、烏口骨、腓骨なども見つかったが、同じ種と確かめられる特徴がないため、この種には含められていない。
分類と研究
タイからはこれまでにもマメンチサウルス科の背骨や首の骨が報告されていたが、名前はついておらず、ウラガサウルスがタイで初めて学名がついたマメンチサウルス科となった。
系統解析では、真竜脚類のマメンチサウルス科の中で早い時期に分かれた仲間とされた。ただし化石が断片的なこともあり、科の中の関係の支持は弱い。
見られる博物館
当サイトの博物館ガイドには、この恐竜を常設展示する館はまだ載っていない。
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出典
数値は研究により変わる概数。内容は2026年10月時点。