ENCYCLOPEDIA ・ 獣脚類
プティコテラテス
Ptychotherates ・ 2026年命名
三畳紀の恐竜で最も丈の高い頬骨をもつ。獣脚類に似るが獣脚類ではないヘレラサウルス類とされ、竜盤類内での位置づけにはなお不確かさが残る。
- 分類
- 獣脚類 ・ ヘレラサウルス類(モルフォラプトラ)
- 時代
- 三畳紀後期(約2.27億〜2.01億年前)
- 全長
- 不明
- 食性
- 肉食
- 発見地
- アメリカ
チンル層(ゴーストランチ)
特徴
プティコテラテスは竜盤類の恐竜で、知られているのはほぼ完全だが、ばらばらになった頭骨だけである。頬の骨(頬骨)が非常に高く、三畳紀の恐竜のなかで最も丈が高いことが特徴とされる。
発見と命名
化石は1982年、アメリカ・ニューメキシコ州北部のゴーストランチにあるコエロフィシス採石場で見つかった。この産地はチンル層に属し、コエロフィシスの化石が大量に埋まっていることで知られる。標本はカーネギー自然史博物館に収められている。
2026年、シンバ・スリヴァスタヴァとスターリング・ネスビットがプティコテラテス・ブックレントゥス(Ptychotherates bucculentus)と命名した。属名はギリシア語の「折りたたむ」と「狩人」を組み合わせたもので、ばらばらの頭骨を組み立て直す難しさと、肉食だったと考えられることにちなむ。種小名はラテン語で「頬がふくらんだ」を意味し、高い頬骨を指している。
分類と研究
2つの異なるデータを使った系統解析のどちらでも、ヘレラサウルス類のなかでチンデサウルス、ダエモノサウルス、タワとまとまるとされた。記載者はこのまとまりをモルフォラプトラ(「姿を盗む者」の意)と名づけた。これらが獣脚類ではないのに獣脚類によく似ていることにちなむ名前である。
見られる博物館
当サイトの博物館ガイドには、この恐竜を常設展示する館はまだ載っていない。
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出典
数値は研究により変わる概数。内容は2026年10月時点。