ENCYCLOPEDIA ・ 鳥脚類
ハオロン
Haolong ・ 2026年命名
鱗に混じって中空の角質のトゲが細胞レベルまで保存されたイグアノドン類である。標本は幼体で、成体にもトゲがあったかは不明だ。
- 分類
- 鳥脚類
- 時代
- 白亜紀前期(約1.26億〜1.21億年前)
- 全長
- 約2.45m(幼体)
- 食性
- 植物食
- 発見地
- 中国
義県層(遼寧省)
特徴
知られているのは、全長約2.45mのほぼ完全な幼体の骨格1体だけである。皮膚には鱗に混じって中空の角質のとげが並び、細胞核のレベルまで保存されていた。
このとげは、獣脚類の原始的な羽毛や、現生のトカゲなどのとげとは異なり、ヤマアラシの針に似ているとされる。捕食者から身を守る、体温を調節する、触覚として働くなどの役割が考えられている。ただし標本は幼体なので、成体にも同じとげがあったかは分かっていない。
発見と命名
化石は中国遼寧省の義県層から関節した状態で見つかった。2026年に命名され、属名は中国語で「とげのある竜」を意味し、皮膚のとげにちなむ。種小名ドンギは中国の古生物学者、董枝明への献名である。
分類と研究
2026年の系統解析では、ハドロサウルス上科の初期に分かれた仲間とされた。ヨーロッパのブライストネウスなどのグループより後、同じ義県層のボロンやジンゾウサウルスより前に分かれた位置にある。
見られる博物館
当サイトの博物館ガイドには、この恐竜を常設展示する館はまだ載っていない。
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同じ白亜紀前期の恐竜
同じ国(中国)で見つかった恐竜
出典
数値は研究により変わる概数。内容は2026年10月時点。