ENCYCLOPEDIA ・ 竜脚形類
ロエトサウルス
Rhoetosaurus ・ 1926年命名
オーストラリアで最もよく知られた竜脚類の一つで、ゴンドワナのジュラ紀竜脚類としても貴重である。名前はギリシャ神話の巨人ロイトスにちなむ。
- 分類
- 竜脚形類 ・ 竜脚類
- 時代
- ジュラ紀中期(約1.75億〜1.61億年前)
- 全長
- 約12〜15m
- 食性
- 植物食
- 発見地
- オーストラリア
ワロン炭層(クイーンズランド州ローマ近郊)
特徴
オーストラリア東部から見つかった竜脚類で、全長は約15m、体重は約9トンと推定されている。見つかっているのは背骨、肋骨、腰の骨、右後肢の大部分などで、頭骨と尾の先はまだ知られていない。
オーストラリアで見つかった竜脚類の中で最もよく知られたものの一つであり、ジュラ紀のゴンドワナ大陸の竜脚類としても貴重な標本である。
発見と命名
1924年、クイーンズランド博物館の古生物学者ヒーバー・ロングマンは、クイーンズランド州南部のローマ近くにあるダーラム・ダウンズの牧場で、ワロン炭層から大きな爬虫類の骨格が露出していることを知った。牧場の管理者アーサー・ブラウンが骨の破片を送り、種小名ブラウネイは彼にちなむ。
最初に集まったのは16個連続するものを含む22個の尾の骨と後肢の破片で、その後ロングマンが現地を訪れて同じ骨格の骨を追加で集めた。1926年に命名され、属名はギリシャ神話の巨人ロイトスにちなんで「ロイトスのトカゲ」を意味する。1975年以降も追加の発掘が行われ、まだ岩から取り出されていない骨がある。
分類と研究
ロングマンはドイツのフリードリヒ・フォン・ヒューネの助言を受けて原始的な特徴を指摘し、長くケティオサウルス科とされてきた。後肢の特徴などからシュノサウルスと比べられることもある。2012年の系統解析では、真竜脚類のすぐ外側の原始的な竜脚類とされたが、支持は弱く、真竜脚類に入る可能性も否定できない。新竜脚類ではないことは確かとされる。
見られる博物館
- クイーンズランド博物館オーストラリア クイーンズランド州ブリスベン ・ 比較できる脚の骨
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出典
数値は研究により変わる概数。内容は2026年10月時点。