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ロンドンの博物館で25年間イグアノドンとして展示された新種恐竜

誤ってイグアノドンの標本として扱われていた化石が、実は別の新種の恐竜だったことが分かった。

DINO PRESS編集部

ロンドンの博物館で25年間イグアノドンとして展示された新種恐竜
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ロンドンの博物館に長く保管されていた恐竜の化石が、実は新種の恐竜だったことが分かった。この化石は約25年にわたってイグアノドンの標本として扱われ、展示や資料の上でも同じ名前で紹介されていた。今回の再検討によって、別の種として位置づけ直された。

古生物学では、化石の形態を既知の種と比べて分類を決める。骨の形や歯の並び、骨格の部位ごとの特徴などが比較の対象になる。すでに収蔵されている標本は、研究が進んだあとに分類が書き換えられることが少なくない。今回のような例は、博物館に眠る標本を改めて調べることの意義を示している。

背景として、多くの博物館では過去に採集された化石が、詳しい研究が行われないまま長く収蔵されることがある。そのため、分類の誤りが長期間見過ごされる場合がある。新たな比較研究が行われると、こうした標本から新種が見つかることもある。

新種として認められるかどうかは、専門家による査読や論文の公表を経て確定する。

DINO PRESSの見方

恐竜の名前は図鑑や展示で長く使われるため、誤りが25年も残ることは珍しくない。化石は収蔵されたまま研究されないことがあり、再検討によって新しい種が見つかる可能性がある。新種として正式に認められるには、論文による記載と査読が必要になる。展示に出ている標本でも、名前が正しいとは限らないという点が、この出来事の大事な意味である。恐竜の分類は今も更新が続いており、博物館の解説を見ながら、研究の進み方を知る楽しみもある。

参考記事

この記事の用語

恐竜
中生代に現れた爬虫類のグループ。あしが胴体の真下にまっすぐ伸びる。鳥類もこのグループに含まれる。
記載
新しい生物の特徴を論文で示し、学名を与えること。

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