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福島・南相馬市で長さ70センチの恐竜の足跡化石、国内最大級

県立博物館の学芸員などを含む研究チームが、長さ70センチの恐竜の足跡化石を発見した。

DINO PRESS編集部

福島・南相馬市で長さ70センチの恐竜の足跡化石、国内最大級
AI生成イメージ(Google Gemini)

TBS NEWS DIG

福島県南相馬市で、長さ70センチという恐竜の足跡化石が見つかった。県立博物館の学芸員などを含む研究チームによる発見で、国内で見つかった恐竜の足跡化石としては最大級の大きさだという。足跡の大きさは、そこを歩いた恐竜の体の大きさを考える手がかりになる。

足跡化石とは、恐竜などの生き物が地面を歩いた跡が、その後に泥や砂に埋もれて岩石として残ったものである。骨や歯のように体そのものが残る体化石に対し、動きの跡が残る生痕化石の一種にあたる。足跡の形には、指の数や並び、歩幅、歩き方などの情報が含まれており、骨が見つからない地域でも生き物の姿を知る材料になる。

恐竜は中生代に現れた爬虫類のグループで、足が胴体の真下にまっすぐ伸びているのが特徴だ。この姿勢のため、体重を支える足裏の形が足跡にはっきり残りやすいとされる。鳥類もこのグループに含まれ、今日の鳥の足跡と比べることも古生物の研究では行われる。ただし、足跡だけから作り主の種類を特定するのは難しく、慎重な判断が必要になる。

足跡の大きさから体の大きさを推定する方法は、古生物学でよく使われる。足の長さと体長の関係をもとに計算するが、個体差や歩き方による違いがあるため、推定はあくまで目安である。70センチという長さが、どの程度の大きさの恐竜によるものかは、今後の分析で確かめられることになる。

国内では、各地の地層から恐竜の足跡化石が見つかる例が増えており、足跡の研究は地域の古環境を知る手がかりにもなっている。足跡が残された当時は、泥や砂が堆積する浅い水辺や湿った地面だったと考えられることが多い。

化石を見つけた場合、むやみに掘り出したり持ち帰ったりせず、専門の研究者や博物館に連絡することが大切だ。現地で位置や周囲の地層を記録しておくことで、研究の精度が上がる。博物館の学芸員が関わる意義は、こうした記録と保存にもある。

今後は、足跡の形の詳しい分析や、周辺の地層の調査が進むと見られる。研究チームによる論文などの発表が出れば、この足跡がどのような生き物によるものか、より具体的な情報が明らかになるだろう。続報に注目したい。

DINO PRESSの見方

恐竜の足跡化石は、骨が見つからなくても、そこを歩いた生き物の存在と大きさを伝えてくれる貴重な資料である。今回の70センチという長さは、国内の足跡化石の中でも大きな部類に入るとされ、研究チームの発見は、地域の地層が持つ情報の価値を改めて示した。化石は見つけた場所の環境と結びついて初めて意味を持つ。市民が身近な地層に目を向けるきっかけにもなり、今後の研究と保存の動きに注目したい。

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この記事は、配信元の報道をもとにDINO PRESS編集部が書いています。AIを記事の執筆の補助で使用しています。詳しい内容は出典の記事をご確認ください。

この記事の用語

生痕化石
足跡、巣、ふん、かみ跡など、生物の活動の痕跡が残った化石。
中生代
約2億5200万年前から約6600万年前まで。三畳紀、ジュラ紀、白亜紀に分かれる。
恐竜
中生代に現れた爬虫類のグループ。あしが胴体の真下にまっすぐ伸びる。鳥類もこのグループに含まれる。

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